2017東北訪問記
戸倉波伝谷地区
昨年の戸倉小訪問以来、一年ぶりに、被災地を巡りました。ボランティアのTOMONIプロジェクト浅川さんと写真を撮った「絆橋」「TOMONIガーデン」が迎えてくれました。
覚えてますか?2013年訪問の時、お話をしてくれた三浦さん、あれから農漁家レストラン「慶明丸」を営んでいました。
アラスカに流れ着いた浮き球が店の中に飾られていました。
神割崎
昨年のPTA親子行事以来の戸倉小訪問でした。新しい校長先生、窓口になってくれた教頭先生としばし面談。翌日は運動会です。
面談を終えて、勝手にキャンプ場の現調をしてきました。こんな場所でキャンプが出来たらいいなぁ
南三陸
旧戸倉小の跡地も盛土が進み、景観が一変しました。さんさん商店街が立派になって移転しました。
セブンイレブン宮城歌津店に設置されていた郵便ポストが、沖縄県西表島に漂着しているのを
2012年12月28日、近くの住民が発見しました。歌津と西表島の直線距離は約2400km。現在、ハマーレ歌津に展示されています。
陸前高田
巨大ベルトコンベアが撤去され、希望をつなぐ架け橋(気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋))が架けられ今年10月の完成に向け、急ピッチで
工事が進んでいます。シンガポール赤十字・岩手県・陸前高田市の費用支援により建設されたコミュニティーホール、災害公営住宅をぐるりと一周しました。
天照御祖神社から復興工事を見渡すと、12mの防潮堤が完成し、新たに水門を建設。盛土は14.1mの高さで進んでいます。
中心街のショッピングセンターの一部にスーパーが建設されていました。
当日、高田小は運動会です。前回視察でも訪問した道の駅 高田松原「TAPIC45」跡に、奇跡の一本松支援自動販売機
が設置されていました。
広田町 ガーデンカフェ森の小舎
広田半島の先端で、少し歩けば太平洋を真下に望む森の中に、ガーデンカフェ【森の小舎】があります。
2014年3月に「震災で亡くなった人に対する思いや、誰かに語りかけたい気持ちを手紙に託してほしい」と
「漂流ポスト3・11」を設置しました。震災犠牲者の家族や友人、大切な誰かを失った人、人にはき出せない思いを抱えた人
などから続々と封書などが寄せられています。当初は気仙管内の人に書いてもらえればと思って始めたことでしたが、
多くのメディアで取り上げられたことにより全国から封書、はがきが寄せられ今では全国から300通を超える手紙が届いています。
「読んであげるのも供養」と、手紙を閲覧出来る場所も昨年完成させました。
オーナーの赤川さんは「震災によってだけでなく、さまざまな苦しみを抱えた人がいる。漂流ポストの役割はこれからが本番だな
と思っている」といい、引き続き投かんを呼びかけています。