広田町 ガーデンカフェ森の小舎
広田半島の先端で、少し歩けば太平洋を真下に望む森の中に、ガーデンカフェ【森の小舎】があります。 2014年3月に「震災で亡くなった人に対する思いや、誰かに語りかけたい気持ちを手紙に託してほしい」と 「漂流ポスト3・11」を設置しました。震災犠牲者の家族や友人、大切な誰かを失った人、人にはき出せない思いを抱えた人 などから続々と封書などが寄せられています。当初は気仙管内の人に書いてもらえればと思って始めたことでしたが、 多くのメディアで取り上げられたことにより全国から封書、はがきが寄せられ今では全国から300通を超える手紙が届いています。 「読んであげるのも供養」と、手紙を閲覧出来る場所も昨年完成させました。 オーナーの赤川さんは「震災によってだけでなく、さまざまな苦しみを抱えた人がいる。漂流ポストの役割はこれからが本番だな と思っている」といい、引き続き投かんを呼びかけています。